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「健康を失ってみてはじめて健康の大切さを知ったけれども、
それじゃー遅いんですよ。」
その2 【〜私の健康を語る〜赤田康夫さん 69歳】
──化粧品・健康食品の開発、製造販売を手がける赤田物産株式会社の代表取締役社長である赤田康夫さんは、ここのところ、『元気』なのだ。

それは、自らが出会って開発することとなったチャーガという健康食品を飲み始めて、若いときから本調子に戻らなかった肝臓の具合がよくなってきた、という事情があるらしいのだ。

それだけだろうか。 健康を粗末にしてはいけない′注Nは、非常に奥が深いテーマなのだ。『健康と美』──これを生涯の研究テーマとして選択されているのである。そこで、自分では「そこそこ健康」なのだと思い込んでいらっしゃる方々に、ちょっとした提言があるという。

若くして、病気に苦しんだという赤田さんの思いは、果たしてどんなところにあるのか、じっくりと語っていただいた。



 《がむしゃら、は決していいことじゃないですね》
質問者 赤田さんは、69歳になられたと聞いておりますが、今までに病気をしたことはおありなのですか。いわゆる、大病というやつを?

赤田 私は、20代の半ば頃に、実は、心臓と肝臓の両方を患いました。

質問者 それはそれは、本当に『肝心』(かんじん)なところですね。冗談ではなく。でも、どうしてですか。

赤田 私は学生時代にスポーツをやっておりました。若いころは野球を、大学に入ってからはライフル射撃です。体育会系というやつですから、スパルタもいいところで頑張っていたわけです。

質問者 それじゃー、健康そのものじゃないですか。

赤田 その通りです。
ところが、就職し急にスポーツをやめてしまったことと、机に向かうという仕事で、2年目には見事に身体のバランスを壊してしまったのです。その結果が、心臓と肝臓に出てきたのでした。

質問者 仕事は、それなりに・・・?

赤田 私は、それはスポーツで鍛えられていましたので、眞の底から負けず嫌いでした。「勝つためにやるんだ」という精神がいやというほど身についていたのです。

その延長線ですから、それなりにどころか、要するに、がむしゃらに仕事をしていたのです。スポーツ中心の生活から事務机中心の生活に急展開した上に、がむしゃらだったこと、これがいけなかったのだと思います。

質問者 つまり、徐々にというか、ソフトランディングというか、そんな変化ではなくて、急激な生活の変化だったわけですね。

赤田 そうなんです。

質問者 若さにまかせて、という訳ですね。

赤田 それも、同期に負けちゃーいかんということで・・・・。やはり、仕事でも「勝たなければ」というわけです。

質問者 なるほど。『スポーツ学生から仕事人間』への急展開ということですね。
それで入院はされたのでしょうか。

赤田 しました。退院後も直ぐには仕事に復帰できなかったので、そうですね、3ヶ月くらいは仕事ができなかったと記憶しています。

質問者 3ヶ月というのは短いのでしょうか、それとも・・・?。

赤田 それは、とても長いですよ。仕事ができない悔しさ、動けない悔しさ、同期においていかれてしまう悔しさ、そしてさびしさ、ですね。健康を害するということは、こんなに悔しくて、さびしくて、厳しいものなのか、と実感してしまったわけです。

質問者 そのときが、ひょっとして出発点といってよいのでしょうか。

赤田 その通りなのです。このときに健康がすべての土台にあるということを強く認識することができたのです。このときの悔しさが、大きなバネになったのです。

質問者 なるほど。それで入院生活はどうでしたか。

赤田 いやー、ものすごいストレスでした。行動がきちんと制御されてしまうだけでなく、看護婦にいじられ放題というか、触られ放題というか。何しろ、身動きができないわけですから・・・。

質問者 えっ?、それはむしろ楽しい?

赤田 とんでもない。若いからおもちゃにされたようなものです(笑)。
この経験を、人様にも伝えて生きたい、そして、少しでも健康の大切さをわかってもらいたいと思いました。

質問者 それで独立という?

赤田 そうですね。サラリーマンよりも積極的に自分でできる道ということで、独立という方向に転換しました。独立のテーマは「健康と美」、私にとっては永遠のテーマです。

 《家族を犠牲にして、どうにか仕事を続けてこられたのです》
質問者 確か仕事は金融関係・・・だったですよね。

赤田 証券会社です。会社を辞めて独立したのですが、会社設立までには8〜9年はかかったでしょうか。

質問者 健康と美をテーマとして、事業化ですか。全く畑違いですね。

赤田 本当、手探り状態でした。監督官庁、・・・そう、化粧品、健康食品、などは製造許可とか輸出許可とか、いろいろな許認可が必要になってくるのです。そんなのも、みーんな自分でやりました。右も左もわからないまま。

質問者 それは大変でしたでしょう。

赤田 いや、いや。大変なのは家族でしたよ。私のわがままを受け入れてくれたというか、家族を犠牲にしてやってきたというのが事実ですから。

ですから、妻の名前の『たまき』をとって法人名とは別に「多満喜美容研究所」という事業所名にした次第です。そして、多満喜化粧品群を確立したわけです。

質問者 それはそうと、心臓と肝臓の病は完治、ということですか。

赤田 いえいえ、そんな簡単ではありません。いろいろな検査データの数値としては決して『健常』というわけにはいきません。
それなりにチェックしながらケアをしてきています。

 《堀江先生との出会い、チャーガとの出会いでようやく健康の光が・・・》
質問者 それで、最近の健康状態なんですが・・・。

赤田 それがかなり良くなってきたんですよ。ここに私のデータがあるので紹介しましょう。これは清瀬の国立東京病院にある私自身のデータです。

体重 GOT GPT γ-GTP コレステロール 中性
脂肪
H14年10月〜H15年5月検査6回・平均値 66.5 40.70 50.00 34.84 190.84 168.50
H15年7月〜H16年4月検査10回・平均値 66.5 42.40 54.20 34.00 187.90 167.60
H16年4月〜H16年6月検査2回・平均値 65.0 38.00 40.00 29.00 187.00 156.00

  
質問者 せっかく公開していただいたデータなんですが、実は良くわかりませんが・・・。

赤田 お医者さんの指導でずーっと薬を飲んで肝臓の数値を下げてきていました。要は薬で持たせてきたのです。

けれども実はここ2年くらいは薬の効果が出てこなくなったということがありました。それなのに、表を見てもらうとお判りのようにいろいろな数値が平常値近くまで下がっているでしょう。

これにはお医者さんも不思議がってしまったのです。結局毎月検診していたのに隔月でよいということになってしまいましたよ。

質問者 それは、また、なぜでしょう

赤田 それが出会いなんですねー。たまたま北海道の友人がチャーガという素材、きのこの一種ですが、持ち込んできて「身体にいいと聞くけれど本物かな?」と来たわけです。

実は、それと期を一にして堀江先生という糖尿病のドクターが自分の患者の糖尿病治療にとその研究を持ち込んできたのです。残念ながらご高齢ではあったのですが、最近亡くなられてしまいましたが。私も、早速研究に入ってこの4月には一応の製品化に成功したわけです。

そこで、病院の先生には内緒でこのチャーガを飲み始めたのです。実は、病院で出された薬は飲みませんでした。その結果が、さっきの表です。

質問者 チャーガ、つまり、ご自身で製品化されたチャーガを飲んで肝臓の改善に成功したということですか。

赤田 結果として、その通りですね。疲れやすいということがなくなり、食事も別にダイエットしたわけではないのですが体重が少し減りましたね。それに、ストレスも余り感じなくなったような気がしていますよ。

質問者 本当に、その出会いというのは偶然なんでしょうかね。

赤田 そうとしか言いようがないです。堀江先生の非常に熱心で患者さんを思う姿勢と、たまたま友人が持ち込んできたものが一緒であったこと、それに私自身が長年健康と美というテーマで商品開発に取り組んできていたノウハウが一緒になった、ということなんでしょうか。

  《根本は健康体であることが条件となります。
  美の三大要素は内面と外面とそれに精神の美容です。》
質問者 いろいろありますよね。健康もなかなか奥が深いといいますか。

赤田 健康ということを離れて、ちょっと美しさということに触れてみたいと思います。
わかりやすい例ですが、美しい女性というのは顔だけがきれいということではないですよ、ね。
質問者 もっ、もちろんそう思いますが?。

赤田 「外面の美容」だけでは、全く不十分なんです。
それに「内面の美容」「精神の美容」が不可分なのです。要は、いろいろと塗りたくっただけではだめですし、内面といっても心ということだけではなく肉体の内側という意味ですね。

何を食するかということは大変に重要です。脂肪分ばっかり摂取していて「先生、やせたいんですが」などと言ってもだめということですよね。

それに、もうひとつ自分が人生の流れのなかでいったいどのステージにいるのかということをきちっと自覚することが大事です。
植物が光と水を吸収して光合成して成長し、葉を広げて花を咲かせ、実を結んで、死を迎えるということですよね。

そして次世代への栄養となって生命をつないでいくわけです。こうしたサイクルのなかでそれぞれのステージにいる自分自身をはっきりと認識することです。自分自身の存在感をはっきりと自覚するというか、把握することでもあります。


質問者 外面、内面、そして精神ですね。
赤田 そうです。実は、健康も全く同じだと思っています。「私はすごく健康なのよ!」と威張りながら、おいしいものをたらふく食べあさっているなどはどうみても健康とはいえませんよ。

「私は健康なのよ!」という人に限って人のいうことには耳を貸しません。精神の健康とは、人のいうことをきちっと聞きながら自分の道を考える姿勢だと思っています。

健康というのは、などというと「健康なんだから関係ないよ。」と横を向いてしまう人が意外と多いんです。

質問者 素直な精神ですね。それが健康と美の絶対必要条件ですね。

赤田 その通りだと思います。
これからも健康の大切さ、そして健康であることと美しくあるということは切っても切れないということを言い続けていきたいと思っています。

質問者 もっともな話と思います。でも、そのエネルギーのバネとなっているものは何なんでしょうか。

赤田 やはり、健康を失った時の悔しさ、寂しさ、厳しさ、せつなさということですね。
健康を失う前に健康であり続けるように努めていくということ、これが一番だということです。健康を侮ってはいけません。

健康は大切です。素直に受け止めていただきたいと思います。健康であれば他人の世話もならず幸いで居られるのです。

質問者 いやー、そういえば私も健康に悪いことばかりをやってきました。反省しております。心を入れ替えて健康に努め、そして美しくなっちゃいたいと思います。(笑い)

赤田 (笑い)

質問者 本日は大変有難うございました。大変勉強になりました。

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