最近、僕の周辺で、自分の体に目を向けるようになってきた中高年が増えてきている。自力整体の教室にもその傾向が出ている。これからの残りの人生を健康で暮らしたいという気持ちの表れだろう。
文部科学省は、「2004年度体力・運動能力調査」で、青少年の体力が全般的に低下しているのに対し、中高年層は”筋力・敏捷性ともやや向上”という調査結果を発表した。
「『最近の中高年層は、運動の重要性を理解し、日ごろから体を動かしているためではないか』とみている。
調査は6歳から79歳の約73,000人を対象に実施。今回は中高年と、青少年の体力・運動能力について中長期的な変化を調べた。
中高年については、35─39歳、45─49歳、55─59歳のそれぞれ男女、計6グループに分けて各世代の男女別に、反復横跳びと握力、持久力をチェックする急歩の三種目を比較した。
その結果、反復横跳びの平均回数は、6グループすべてで1985年度より上昇。
特に45─49歳の男性(45・91回)と女性(40・72回)、55─59歳の男性(39・94回)は、過去最高となった。握力も35─39歳の女性を除くグループで85年度を上回ったが、急歩は各世代とも低下した。
調査を分析した順天堂大の青木純一郎副学長は『子どもは生まれたときから車に乗る生活で体力が落ちており、欧州のような(総合型)地域スポーツクラブ育成などが重要だ』と指摘している」(琉球新聞 '05/10/10)。
最近、スポーツクラブが増え、書店に行っても自力でやる健康法であるピラティス、ヨガ等の本が横積みになっている。
それだけ沢山の人が健康に関心を持つようになったということを表している。
当然
、自力整体法にも関心が強く、僕の教室にも期待を胸に訪ねてくる人も多い。
05年10月から、従来の定番に加え、腸腰筋を鍛える体操を組み入れた。この筋肉を強化することにより、年を重ねても背筋の伸びた腰の曲がらない若々しい身体を維持できるからだ。人は誰もがいつまでも溌剌とした生き方を望んでいる。
自力整体法は、正に人の望みや願いを可能にしてくれる健康法といえる。
何度も繰り返しお話しすることだが、“いま、体に特に変調がない”からといって、従来通りの生活を続けていると、ある日突然、病魔に。
すると今度は“何で自分が”と自問自答しながらも、治療に多大の時間と費用をかける。本当にもったいないことである。
予防に少しでも関心があれば“病気を防げたかも知れないのに”との思いは増幅するばかりだ。
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