約20年ぶりに訪れたニューヨーク、マンハッタン。アメリカの経済系優先は相変わらずで、日本同様超高層建築ラッシュだ。9・11で倒壊したツインタワーの跡地には、ツインタワーを凌ぐ高層ビルが三棟建築中である。
人間も含め全生物は地磁気によって動いている。そのためだろう、7階以上の高層階に長く住んでいると9年も寿命を縮めると聞く。
さらに高層建築はヒートアイランド現象を引き起こし、環境破壊につながり、生態系にも影響する。熱帯夜の日数も増え、身体にも悪い影響を及ぼすといっても過言ではない。
だが、この超高層志向は、一方で他の面に気が回らない状況を作っている。というのも、上ばかり見ているので、下の方は自然と関心が薄くなる。そんなことを思っていた矢先だった。
7月19日、マンハッタンで蒸気管の破裂が起きた。この蒸気管は約百年程前に設置されたという。通行人に死傷者が出た。
まさに上ばかり見ていて下を見ない行政のやり方が露呈した結果起きた事故である。本当にお粗末この上ない。
超高層志向を見ていると、これからアメリカに不安を感じざるを得ない。
|