11月10日山形県にある川西町にアメニティ評論家、酒井憲一先生とAMR(アメニティミーティングルーム)主催の第12回アメニティ合宿ゼミに出かけた。川西といえば「ひょっこりひょうたん島」で知られ、直木賞作家井上ひさしさんの生まれ故郷である。
14時からのアメニティゼミ開講までは僅かな時間であったが、樽平酒造・旧越後街道の街なみ等を町職員の方が案内してくれた。劇場と図書館が一体となった川西フレンドリープラザには、井上ひさしさん寄贈の図書10数万冊が陳列された、遅筆堂文庫が併設されている。井上ひさしさん脚本の舞台の鑑賞、書籍を読んでいるせいかとなんともいえない親近感を覚えた。
ゼミでのハイライトはなんといっても置賜農業高校の生徒の羽前小松駅無人化計画案を廃止に追い込んだ活動発表であった。
羽前小松駅は、JR東日本米坂線沿線にある。街の中心地にあり、全国でも珍しい町民駅として25年間、街の玄関としての役割を果たしてきた。
ところが、町議会で無人化計画案を知った置賜農業高校の生徒達は、無人化することによって同校ばかりか、列車通学する地域の他の高校生全体の安心や安全性に関わることを問題視した。
農業高校生らしく食農・食育活動を中心に町民駅での農作物の直売店「ぼ〜の(「おいしい」意)」を毎週土曜日に開店。町報やマスコミ等による広報活動を通して町民の来店を促し、駅の利用促進に関するパンフレット配布やアンケート活動をおこなった。
20回実施した「ぼ〜の」の来店者数は増加、地域の他団体・企業との連繋活動と駅活性化「ぼ〜の」の取り組みは町内外で話題になり町民駅を活性化した。この取り組みに町起こし、国造りの原点を垣間見た。
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