“なんとこんなに気持ちがいいのだろう”。僕は心の中でつぶやいていた。すると時を同じくして道場の片隅から、「アアー、気持ちよかった!」という声が聞こえてきた。声の主は今月号の「月刊たのし」をジャックされた感のある俳優兼歌手の冷泉公弘さんだった。
今年、初の自力整体法、神楽坂教室終了後のことである。僕自身に限って言えば、12月27日の神田教室以来、10日ぶりの自力整体法である。実に10日間、まったく自力整体法をやっていなかったのである。
自力整体法のナビゲーターにしてである。変な話だが、教室が休みということにむしろホットしているというのが正直なところだ。たまりにたまったやり残しの仕事ができることに喜々とした自分がいたのである。
当然のことだが、自力整体法は教室でナビゲートしながら、新しい発見があり常に感謝しているのだが、なければないでそれもまた楽しい。それが僕の素直な気持ちである。
つまり、どんなことであれ与えられた条件内で“いつも楽しくあれ!”のプラス思考からきているのかもしれない。
もっとも年末年始、働いていたばかりではない。独り身の僕を気遣ってくれる心優しき友人が声を掛けてくれた。久しぶりに日本のお正月を十二分に満喫させていただいた。
10日間の自力整体法教室の休日は筋肉、内臓は休むどころか随分働いてもらった。かなり疲労していたのだろう。だからこそ10日ぶりに行った自力整体法が良かったのかもしれない。
疲労した胃もすっかり癒され、細胞レベルで活性化した爽快感は何ともいえないものである。怪我の功名ならぬ、10日間の巧妙といえる。
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